KTN報道【世界初!木材チップ専用船の荷役クレーン自動運転装置 相浦機械が試験に成功

お知らせ

本年8月下旬に実施しましたチップ船用完全電動クレーンを使った木材チップの実荷役の自動運転に関しまして、KTN(テレビ長崎)にて報道頂きました。

【世界初!木材チップ専用船の荷役クレーン自動運転装置 相浦機械が試験に成功】KTN報道

 

 

 

世界初 木材チップ専用船における荷役クレーン自動運転装置の実荷役試験に成功

お知らせ

 

(株)相浦機械は、日本製紙株式会社様、日本郵船株式会社様の、絶大なるご支援、ご協力をいただき、本年8月下旬にチップ船用完全電動クレーンを使った木材チップの実荷役の自動運転に成功しました。 詳しくは添付をご覧下さい。

添付資料

尚、本船の船主様であられます福永海運株式会社様のご理解と、本船管理会社であられます美須賀海運様のご協力に合わせて感謝いたします。

また、本船のクレーンはジブ型クレーンであり荷役方式は俯仰荷役方式(ジブを前方に倒して荷をホッパに投入する方式)である。俯仰荷役の場合は、グラブの振り子運動が生じ荷のホッパへの投入が困難となるが、ホッパ上でグラブが静止する運動制御を採用できたことが、実用化のポイントであった。この揺れない制御は豊橋科学技術大学の寺嶋教授(現学長)研究室にて長年研究してきた制御理論を本プロジェクト用に改良開発したものであり、同大学、長年類似技術を同大学と共同研究してきたシンフォニアテクノロジー株式会社、ならびに弊社と共同特許を出願中である。

 

 

夏季休暇のご案内

お知らせ

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、弊社では下記の期間を夏季休暇をさせて頂きます。
期間中お客先にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご寛容くださいます様お願い申し上げます。

【夏季休暇期間】
2021年8月11日(水)~2021年8月17日(火)

アフターサービス緊急連絡先:
斎藤勝洋 携帯Tel:080-6408-9142 E-Mail:m-saitou@iknow-m.co.jp
中村孝次郎 携帯Tel:080-6408-9153 E-Mail:kou-nakamura@iknow-m.co.jp

年末年始休業のお知らせ

お知らせ

拝啓 時下益々のご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、誠に勝手ながら、弊社では下記の期間を年末年始休業とさせて頂きます。
期間中お客様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご寛容くださいます様お願い申し上げます。
・年末年始休業期間:2020年12月30日(水)~2021年1月4日(月)
 アフターサービス緊急連絡先:
斎藤 勝洋   携帯Tel:080-6408-9142 E-Mail:m-saitou@iknow-m.co.jp
中村 孝次郎 携帯Tel:080-6408-9153 E-Mail:kou-nakamura@iknow-m.co.jp

チップクレーン自動運転船上試験成功

お知らせ

本年度開発中のチップ船向けクレーン部分自動運転装置の実証試験を今月10日完了した。大島造船所と日本郵船の協力を得て、同造船所で建造中の木材チップ専用船に同装置を搭載して実施。ホールド内部でのグラブの揺れや通信状況などが課題となったが、実験ではいずれも問題なく稼働することを確認し、世界初のチップ船ジブクレーン自動運転実用化に向けて大きく前進した。2021年度後半の実用化を目指す。

木材チップのクレーン荷揚げは、貨物倉の木材チップを専用グラブでつかみ、巻き上げ、上甲板に設置されているホッパーに投入する繰り返し作業。運転者は通常、昼夜交代で作業し、1つのクレーンで2ホールド同時荷揚げを行う場合は約3000回もの繰り返し作業を行う。同社はこれらの荷役作業のうち、中層部の単純で繰り返しの多い作業を、運転者の監視の下で自動化する機能をクレーンに搭載して運転者の負荷低減につなげる。同自動運転装置の開発で、単純作業のうち7~8割が自動化すると見込む。

新開発の自動運転装置は、グラブに装着した3つのセンサーで荷の表面を検知して信号をクレーンに無線送信、グラブが下降し、荷表面に近づくとスピードを落として着地する仕組みだ。また、モヤの発生で荷の表面を目視できないケースを想定し、3つのセンサーで荷の傾斜を検知して、傾斜が過剰である場合はグラブが転倒しないよう着地操作を行うグラブ転倒防止機能も装備。ホッパー満載時はチップ投入を一旦停止しなければならないが、自動運転中はセンサーでホッパーの状態を監視し、自動で待機する機能も持たせた。

 

チップクレーン実証試験KTN報道

 https://www.iknow-m.jp/WP_iknow2020/wp-content/uploads/2020/10/iknow.mp4

夏季休暇のご案内

お知らせ

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、弊社では下記の期間を夏季休暇をさせて頂きます。
期間中お客先にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご寛容くださいます様お願い申し上げます。

【夏季休暇期間】
2020年8月8日(土)~2020年8月16日(日)

アフターサービス緊急連絡先:
平川高市 携帯Tel:080-6408-9152 E-Mail:t-hirakawa@iknow-m.co.jp
 中村孝次郎 携帯Tel:080-6408-9153 E-Mail:kou-nakamura@iknow-m.co.jp

ファイバーレーザー切断機を導入致しました

お知らせ

この度、相浦機械は小池酸素製ファイバーレーザー切断機を世界に先駆けて導入いたしました。

世界初、ファイバーレーザー切断にて開先機構を備え、精度をより向上させ、安定した品質を保つ事に力を入れています。

切断後の二次開先加工を削減。またインクジェットを搭載させ、オペレーターの負担を軽減、省人化にも対応。

レーザー切断機のメリットであるスケジューリング機能を存分に生かし、大幅なコスト削減に努めてまいります。

安心出来る製品をお客様のもとへ届けます。

                  

状態監視保全システムを開発致します

お知らせ

当社の技術開発をご支援頂きたく、下記URLよりアンケートにご協力頂きますよう

宜しくお願い申し上げます。

https://forms.gle/LDEZmH9CvCABW9Q37

 

DC状態監視


弊社相浦機械は、摩擦・摩耗の診断を専門とするトライボテックス社(本社=愛知県)と共同で
舶用機械向け状態監視システム(IKNOW-HYDRAULIC WEB DOCTOR)を開発する事としました。
弊社で製造した舶用機械にトライボテックス社独自の状態監視技術を適用し、
舶用機械の異常兆候をいち早く捉えることを目指しております。

監視システムを構成するセンサーで、デッキクレーンの油圧機器の異常の予兆を発見します。
具体的には現場の採油作業をなくし、外部からの異物が混入する影響をゼロにすることで、
センサーによる均質で高頻度な計測が可能で、現場のスマホや認証ウェブサイトですぐに結果確認ができ、
機器に異常兆候が発見された場合は、トライボジーに基づく精密診断を実施します。
診断結果によって、機器の予防保全を実施し、寿命の延伸化や、突発的な故障を回避します。

また、監視データを使った評価により、過剰メンテナンスの回避も可能になり、保守費用の削減にも寄与できます。
さらに、本システムに蓄積されたデータは、認証されたユーザーがいつでもWEBサイト上で確認できます。
本船、荷役現場、船主や管理会社間で円滑な情報共有を実現し、保守の合理化と効率化を図ります。

今後、ユーザーの意見も取り入れながら、新システムの早期実用化を目指します。

現状では、発売時期、価格は未定となっております。

【お問い合わせ先】

電話:0956-47-3113(営業部代表)
メール:business@iknow-m.co.jp

 

木材チップ船用クレーン アシスト自動運転の実用化へ

お知らせ

 

国内製紙会社向け木材チップ専用船に搭載されるアンローディングシステムを一手に供給を続けている 相浦機械は、チップ荷揚げ専用クレーンの部分自動運転の実用化に取り組むことを発表致しました。


幣社および海上技術安全研究所・日本郵船株式会社・株式会社MTI・株式会社大島造船所・国立大学法人 豊橋技術科学大学・シンフォニアテクノロジー株式会社は、共同研究として2018年から取り組んだ国土交通省による先進船舶導入等計画策定支援事業“木材チップ運搬船荷役用 ジブクレーン・油圧ショベルの協調自律運転に関する研究開発計画の策定のための調査事業“ を完了しました。その成果の一部として、クレーン運転者の荷役作業をアシストする部分自動運転の開発に目処をつけ、この技術を実用化するに当り「木材チップ運搬船荷役用 ジブクレーンの自動運転に関する研究開発」について国交省の先進船舶導入計画としての認定を取得しました。


木材チップのクレーン荷揚げ作業は、貨物倉の木材チップを専用グラブでつかみ、巻き上げ、上甲板に設置されているホッパーに投入する繰り返し作業です。作業は通常昼夜敢行で行われ、繰り返し回数はひとつのクレーンで2ホールド同時荷揚げを行う場合には3,000回程度に達します。
この荷役作業の内、上層部や最下層部の作業は複雑で高度な運転技量を必要とするため、作業は運転者にて手動で実施してもらい、中層部の比較的単純で繰り返しの多い作業を運転者の監視の下で自動化しアシストするものです。ホッパーが満載の時は一旦チップ投入を停止する必要があるが、自動運転中はセンサーでホッパーの状態を監視し自動で待機する機能を持ちます。

今回の自動化はあくまで運転者のアシスト機能ですが、6~8割の作業が自動化されることにより運転者の負荷低減に大いに寄与すると期待されます。幣社はこの技術の実用化を2020年度内を目処に完了する予定です。尚、開発されるシステムは既存の木材チップ船用クレーン(インバータ制御)にもレトロフィット可能です。